コウモリ駆除業者おすすめ|追い出し方と法律【2026年】

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夕暮れ時に軒先を飛び回るコウモリ。軒下や屋根裏に糞が大量に落ちている——これらはアブラコウモリによる被害の典型です。都市部にも広く生息し、人が見落とすようなわずかな開口部から建物に入り込みます。
ここで最も重要な注意点:コウモリは鳥獣保護管理法により捕獲・殺処分が禁止されています。違反すると1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金。個人で「殺鼠剤で駆除しよう」とするのは絶対にNGです。合法的な駆除は「追い出し+侵入経路封鎖」のみ。
この記事では2026年最新のコウモリ駆除業者のおすすめと、法的に問題のない駆除手順を徹底解説します。
コウモリと鳥獣保護管理法【絶対に覚えておくべき法律】
鳥獣保護管理法は「鳥獣」を鳥類または哺乳類に属する野生動物と定義し、その捕獲・殺傷を 原則として禁止したうえで、許可を受けた場合や狩猟による場合などの例外を定めています (条文はe-Gov法令検索で確認できます)。
日本の家屋に侵入する主要コウモリ「アブラコウモリ(イエコウモリ)」は哺乳類に属する野生動物のため、この法律により許可なく捕獲・殺処分することが禁じられています。違反者には1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が科されます。
これは業者にも適用されます。合法的な駆除業者は必ず「追い出し+侵入経路封鎖」という非殺傷的な手法を用います。業者選びで「薬剤で確実に殺します」と言う業者は違法業者の可能性が高いため避けてください。
詳しくは害獣駆除は自分でできる?で、他害獣も含めた法的整理を解説しています。
アブラコウモリの被害【住宅・健康】
コウモリ被害は、多くの場合以下の症状で気づきます。
- 糞の落下:軒下・ベランダ・窓枠に黒い粒状の糞
- 鳴き声・羽音:夜間のキーキーという鳴き声や羽ばたき
- 天井・壁からの物音:屋根裏でのカサカサ音(壁の内側で鳴る場合は壁の中から音がするで切り分け手順を確認してください)
- 異臭:糞尿による強い獣臭
- 虫の発生:糞に寄生するダニ・ハエの大量発生
健康面でよく名前が挙がるのがヒストプラスマ症です。これはコウモリやトリの糞で汚染された土壌・塵埃に含まれる分生子を吸い込むことで感染する真菌症ですが、国内の診断例は2024年末までに100例前後と少なく、主として輸入真菌症とされています(出典:国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト「ヒストプラスマ症」)。国内で過度に恐れる必要はありませんが、堆積した糞はダニなどの発生源になり、乾いた粉じんを吸い込むこと自体が望ましくありません。素手で触らず、防護具を着けて処理するか業者に依頼してください。

合法的なコウモリ駆除の手順【追い出し+封鎖】
コウモリの合法駆除は、以下の5ステップで進めます。
| ステップ1 | 現地調査 | 侵入経路・生息個体数・子育ての有無を特定 |
| ステップ2 | 追い出し作業 | コウモリ用の忌避剤・燻煙剤を使い、建物外へ誘導 |
| ステップ3 | 出入り確認 | 夕方〜夜間に全個体が出たことをサーモカメラで確認 |
| ステップ4 | 侵入経路封鎖 | 金網・パンチングメタル・コーキングで隙間を物理封鎖 |
| ステップ5 | 糞清掃・消毒 | 糞・尿の完全撤去、殺菌消毒、脱臭処理 |
ステップ3を省く業者に依頼してはいけません。飛べない子どもが残っている状態や、冬季で動かない個体がいる状態で封鎖すると、建物内に閉じ込めることになります。閉じ込めによる死亡は鳥獣保護管理法上の「捕獲等(殺傷)」にあたる可能性があり、腐敗による悪臭・害虫の二次被害も発生します。判断すべきは「何月か」ではなく「いま中に何がいるか」です。月単位のベストシーズンについては、当サイトでは出典をたどれる一次情報を確認できなかったため掲載していません。
コウモリ駆除で公式に公開されている価格
コウモリ駆除には業界共通の相場表というものが存在しません。当サイト掲載8社のうち、問い合わせ前に金額の手がかりが得られるのは3社だけで、しかも価格の単位がそれぞれ違います。以下はいずれも2026年8月11日に各社公式ページを取得して確認した数値です。
| 業者 | コウモリの公開価格 | 価格の単位 |
|---|---|---|
| レスキューハウス | ¥33,000〜/㎡(税込) | 面積あたりの基本作業費。総額ではありません |
| 害獣駆除110番 | ¥28,600〜(税込) | 害獣別の最低価格 |
| くらしのマーケット | ¥8,000〜¥30,000 | 出店者の掲載価格帯(上限まで公開) |
| 残る5社 | 公式サイトに料金表なし | 現地調査後の見積もりで確定 |
※ ㎡単価・最低価格・掲載価格帯は互いに比較できない別の指標です。「コウモリ駆除は◯万円が相場」という金額は、当サイトでは出典をたどれる一次情報を確認できなかったため掲載していません。
価格の単位がなぜ食い違うのか、見積書のどこを見れば妥当性を判断できるのかは害獣駆除の料金相場で解説しています。コウモリに絞って、8,000円と13万円という16倍の開きがどこから生まれるのかを分解した記事はコウモリ駆除の料金相場です。
コウモリ駆除業者おすすめ5選
※この並び順は当サイトが実施した利用者アンケートにもとづくものではありません。各社の公式サイトに掲載されている料金・対応害獣・再発保証・受付時間を確認し、公開されている情報量の多い順に並べた目安です(2026年8月11日時点)。
害獣駆除のレスキューハウス — コウモリの基本作業費を公式に公開
レスキューハウスはコウモリの基本作業費を公式に公開している数少ない業者で、コウモリは¥33,000〜/㎡(ネズミ・イタチ・ハクビシン等は¥14,300〜/㎡)。事前調査は無料で、燻煙による追い出し→出入口の特定→進入路の遮断→消毒という工程が公式に説明されています。対応エリアは関東・北陸・関西・中国・四国・九州、受付は年中無休8:00〜21:00です。
害獣駆除ロイ(ROY) — 駆除から修繕まで自社一貫
ロイはヒアリングから施工まで自社スタッフが一貫対応する業者です。運営会社のROY株式会社は設立2009年1月・社員数320名・一級建築士事務所の登録と特定建設業の許可を持つ建築会社で、対応エリアは「日本全国(一部地域を除く)」・24時間対応(出典:ROY公式サイト 会社案内/2026年8月11日確認)。料金表と保証年数は公式サイトに記載がなく、金額は現地調査後の見積もりで確定します。
※当サイトの掲載根拠は上記の事業者情報と対応範囲であり、口コミ評価の高さではありません。Googleマップ評価は3.2(64件・2026年8月11日確認)で★1が27件と賛否が分かれています → 害獣駆除ロイ(ROY)の口コミ・評判(64件を全件検証)。なおコウモリ駆除の実支払額としては、害獣プロスピードの口コミ・評判で「¥10〜12万・コウモリの駆除」という記録を2件確認しています
駆除ザウルス — 完全自社施工・最長10年保証
駆除ザウルスは完全自社施工(下請け・外注なし)。コウモリの追い出しから侵入口の封鎖までを自社スタッフが担当し、最長10年(施工内容により変動)の再発保証がつきます。
実際の利用者評価も確認しておいてください。なお東海エリア(愛知・岐阜・三重・滋賀・静岡)では、コウモリの施工事例が口コミに厚く残っている地域業者もあります(がいじゅうZEROの評判では、動物名が出てくる46件のうち26件がコウモリでした)。Googleマップの評価は4.8(168件)ですが、★5・★4の投稿者自身が「相見積もりのなかで最も高額だった」と繰り返し書いています。出典つきの検証は駆除ザウルスの口コミ・評判をご覧ください。
害獣駆除ハウスプロテクト — リフォーム会社が母体・調査費0円
ハウスプロテクトはリフォーム会社が母体で、コウモリの追い出し後の糞清掃・消毒から侵入口の封鎖・修繕までを自社で対応します。現場調査・見積り・出張費すべて0円、受付は年中無休・24時間。公式表記は10年保証(築年数・施工内容により変動)です。
※同社が公表しているGoogleクチコミ平均4.7(全社5,277件/2024年6月時点・同社調べ)は、当サイトでは他社との比較根拠に使っていません。Googleマップ2,631件を読んだところ複数の投稿者が「口コミ投稿を依頼された」と書いており(うち1人は施工費25万円に対し5万円引きと引き換え)、他社の平均点と同じ物差しに乗らないためです。また実際に案内された保証年数は3か月・7か月という投稿もあり、公式表記と異なります → ハウスプロテクトの口コミ・評判(2,631件を検証)
害獣駆除110番 — 24時間365日受付・コウモリ¥28,600〜を公開
害獣駆除110番は上場企業運営の全国マッチング型サービス。24時間365日受付で、コウモリの夜間活動時間に合わせて緊急相談ができます。

自分でできるコウモリ対策【応急処置】
業者を呼ぶまでの応急処置として、以下の対策が合法かつ有効です(ただし殺処分は絶対NG)。
- ハッカ油を含ませた布を設置:コウモリが嫌う臭いで退避を促す
- 市販のコウモリ用忌避スプレーの散布:使用箇所・用法は必ず製品表示に従ってください。なお「鳥獣保護法適合品」といった認証制度は存在しません
- 光と音で警戒させる:LEDライト点灯・ラジオ音で落ち着かない環境を作る
- 一時的なネット設置:侵入口にネット・ダンボールを仮設
ただし、これらはあくまで一時対応。恒久的な駆除には侵入経路の完全封鎖が必要で、高所作業や構造理解を要するため業者依頼が推奨されます。
なお、屋根裏ではなくいま居室にコウモリが入ってきている場合は、忌避剤より先にやることがあります。手順と、その夜にやってはいけないことはコウモリが家に入ってきた|触らずに出す手順と今夜やらないことにまとめました。
よくある質問(FAQ)
Q. コウモリは自分で殺処分してもいいですか?
A. 絶対に禁止です。日本の家屋に侵入するコウモリ(主にアブラコウモリ)は鳥獣保護管理法により捕獲・殺処分が禁じられています。違反すると1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が科されます。駆除は「追い出し+侵入経路封鎖」のみが合法です。
Q. コウモリ駆除はいつの時期がベストですか?
A. 出産期を避けることが最優先です。国立環境研究所 侵入生物DBによれば、アブラコウモリは10月に交尾し、冬眠中は精子を貯精したまま越冬、冬眠明けの4月末に排卵・受精して妊娠期間は約70日です。大阪市立自然史博物館の学芸員も「6〜7月は出産シーズン」「コウモリを追い出すなら8月以降、冬眠に入る前に行ってほしい」と回答しており、両者は整合しています。したがって施工の適期は8月〜秋にかけてです。ただし冬眠が正確に何月から始まるかは、当サイトで出典をたどれる一次情報を確認できていません。現地調査で子どもの有無と個体数を確認したうえで施工時期を決めてください。
Q. コウモリ駆除の料金相場は?
A. 業界共通の相場表は存在しません。公式サイトに価格を公開しているのは3社で、レスキューハウスはコウモリ¥33,000〜/㎡(税込・面積あたりの基本作業費)、害獣駆除110番はコウモリ¥28,600〜(税込・最低価格)、くらしのマーケットは出店者の掲載価格帯としてコウモリ¥8,000〜¥30,000を公開しています。単位が㎡単価・最低価格・掲載価格帯とばらばらなので、この3つの数字を並べて比較することはできません。残る5社は料金表を公開しておらず、現地調査後の見積もりで確定します。
Q. コウモリ駆除後、糞の清掃は必要ですか?
A. 必要です。堆積した糞はダニなどの発生源になり、乾燥した粉じんを吸い込むこと自体が望ましくありません。駆除業者に清掃・消毒まで依頼するか、専門業者に追加依頼してください。自分で清掃する場合は必ずマスク・手袋・防護具を着用してください。
Q. コウモリはどこから侵入しますか?
A. 屋根の隙間・壁の通気口・換気扇・エアコンダクト・瓦の隙間などから侵入します。大阪市立自然史博物館の学芸員は「アブラコウモリは親指大の穴があれば出入りできる」と回答しており、人が「ここは通れない」と思う小さな開口部が侵入口になります。目視だけで塞ぎ切るのは困難なため、業者は現地調査で出入りする時間帯の観察や機材を使って侵入経路を特定します。なお「◯cm」という正確な数値の一次情報は、当サイトではまだ確認できていません。
Q. コウモリは何の病気を媒介しますか?
A. 糞やトリの糞で汚染された土壌・塵埃を吸い込むことで感染するヒストプラスマ症が知られています。ただし国立健康危機管理研究機構によれば、日本国内の診断例は2024年末までに100例前後と少なく、主として海外で感染する輸入真菌症です。他媒体でよく併記されるリッサウイルスについては、日本国内のコウモリからの検出報告を確認できなかったため掲載していません。いずれにせよ野生動物なので、素手で触らず業者に相談してください。
まとめ — コウモリ駆除は「法を守って追い出す」
コウモリ駆除の結論を整理します。
- 殺処分は違法:鳥獣保護管理法で1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金
- 合法手法 → 追い出し+侵入経路封鎖:忌避剤+金網封鎖が王道
- 時期は月ではなく状態で判断:動かない個体や飛べない子どもが残ったまま封鎖すると閉じ込めになり、法的にも二次被害の面でも問題になります
- 金額の手がかりが得られるのは3社だけ:レスキューハウス ¥33,000〜/㎡、害獣駆除110番 ¥28,600〜、くらしのマーケット ¥8,000〜¥30,000。ただし単位が違うため直接は比較できません
コウモリ駆除は「知識のない業者に頼むと違法施工に巻き込まれる」リスクがある分野。鳥獣保護法対応を公式サイトで明記している業者を選んでください。
