害獣駆除業者ランキング2026|公式情報だけで8社を比較

害獣駆除業者ランキング2026|公式情報だけで8社を比較

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害獣駆除情報メディア編集部

害獣駆除業者の比較・料金情報を専門に扱うメディア。掲載する数値は各社の公式サイトで一次確認したものだけに限り、確認できない実績値は載せません。鳥獣保護管理法・外来生物法など関連法令は e-Gov 法令検索・環境省の一次情報を出典としています。

害獣駆除の比較記事を何本か読むと、同じ会社なのに「累計50万件」「全国24時間対応」「10年保証」と書いてあったり書いていなかったりします。出典をたどると、その多くは公式サイトではなく他メディアやプレスリリースの孫引きです。

そこで編集部は2026年8月11日に、掲載している8社すべての公式サイトを実際に開いて、料金・対応害獣・対応エリア・受付時間・再発保証を1項目ずつ照合しました。この記事に載っている数値は、そのとき公式ページに実在した記述だけです。確認できなかった項目は空欄にせず「公式に記載なし」と書いています。

この記事の役割は「候補を8社から2〜3社に絞ること」です。金額の内訳を先に知りたい方は害獣駆除の料金相場、比較の切り口そのものを知りたい方は害獣駆除業者の比較ガイド、絞ったあとの依頼手順は害獣駆除おすすめ業者|失敗しない選び方をご覧ください。

害獣駆除業者8社の早見表【2026年8月11日確認】

※この並び順は当サイトが実施した利用者アンケートにもとづくものではありません。各社の公式サイトで確認できた情報(料金・対応害獣・再発保証・受付時間・対応エリア)の多い順に並べた目安です。料金・保証はすべて2026年8月11日時点で公式サイトに掲載されていた内容の転記で、公式に記載がない項目は「公式に記載なし」と表記しています。

業者名(掲載順)料金(公式・税込)再発保証(公式)
1 レスキューハウス¥14,300〜/㎡記載なし
2 害獣駆除ロイ非公開記載なし
3 駆除ザウルス非公開最長10年
4 ハウスプロテクト非公開10年
5 害獣駆除110番¥22,000〜加盟店による
6 EMEAO!紹介料0円紹介先による
7 ダスキン非公開満足の保証
8 くらしのマーケット¥30,000〜¥50,000出店者による

8社のうち、問い合わせる前に金額の手がかりが得られるのは3社だけです。残る5社は公式サイトに料金表がなく、現地調査後の見積もりで確定します。表の数値には次の条件が付きます。

  • レスキューハウスの¥14,300〜は㎡単価(総額ではありません)。コウモリのみ¥33,000〜/㎡
  • 害獣駆除110番の¥22,000〜はネズミ・害鳥の場合。害獣により異なり、アライグマは¥49,500〜
  • くらしのマーケットの¥30,000〜¥50,000はネズミ駆除の価格帯。出店者ごとに異なります
  • 保証は「最長10年」「10年」とも条件付き。駆除ザウルスは施工内容により、ハウスプロテクトは築年数・施工内容により変動します

運営形態(自社施工型/マッチング型/マーケットプレイス型)の違いは、後述の業者タイプの項で図解しています。金額よりもこの違いのほうが、再発したときの結果を左右します。

公式サイトで確認できたこと・できなかったこと

比較記事で最も検証しにくいのが「実績件数」「顧客満足度」「保証年数」です。編集部が8社の公式サイトを1ページずつ取得して照合した結果、他媒体で見かけるのに当該企業の公式サイトでは見つけられなかった記述が複数ありました。当サイトではこれらを削除しています。

よく見かける記述公式サイトでの確認結果(2026年8月11日)
レスキューハウス「累計問い合わせ50万件」「全国24時間対応」「最長10年保証」いずれも記載を確認できず。公式の受付は年中無休 8:00〜21:00、対応は関東・北陸・関西・中国・四国・九州の6エリア
駆除ザウルス「一律25,000円」「創業20年」「相談実績3万件」記載を確認できず。公式にあるのは最長10年の再発保証と完全自社施工、現地調査・見積り無料
ハウスプロテクト「累計10,000件」記載を確認できず。公式に掲載されている駆除実績の件数は2,465件
ROY「¥15,000〜」記載を確認できず。公式サイトに料金表そのものがない
EMEAO!「最大8社を紹介」トップページには記載がないが、害獣駆除の個別ページに「最大8社までご紹介します」と明記あり(出典:emeao.jp 害獣駆除ページ/2026年8月11日確認)
ダスキン「ブランド認知度No.1クラス」記載を確認できず。公式のサービス対象はネズミ・ハトで、ハクビシン等のメニューはなし

「公式に書かれていない」ことは「事実でない」ことを意味しません。非公開なだけの可能性もあります。ただ、契約前に確認できない数字を判断材料にしないでくださいという意味では同じことです。逆に、公式に明記されている「10年保証」「¥14,300〜/㎡」「無料の現地調査」は、そのまま見積もり時に根拠として持ち出せます。

害獣駆除業者8社の詳細

ここからは8社それぞれの特徴・料金・向いている人を、各社の公式サイトに掲載されている内容にかぎって解説します。

害獣駆除のレスキューハウス — 害獣別の基本作業費を公式に公開

料金(税込)ネズミ・イタチ・ハクビシン等 ¥14,300〜/㎡、コウモリ ¥33,000〜/㎡(事前調査は無料)
対応害獣ネズミ・イタチ・ハクビシン・コウモリ
対応エリア関東・北陸・関西・中国・四国・九州
受付時間年中無休 8:00〜21:00 受付
再発保証公式サイトに記載なし

レスキューハウスは雨漏り修理・シロアリ駆除・害獣駆除を手がける住宅施工会社です。8社のなかで唯一、害獣別の基本作業費を面積単価で公式サイトに掲載しています。事前調査は無料で、薬剤の噴霧・燻煙 → 出入口の調査 → 進入路の遮断 → 消毒という工程が公式に説明されています。一方で再発保証の年数は公式サイトに記載がなく、対応エリアも6エリアに限られます(北海道・東北・東海・沖縄は対象外)。対応害獣も4種で、アライグマ・ハトのメニューはありません。

こんな人におすすめ:問い合わせる前に金額の目安を知っておきたい方/上記6エリアにお住まいの方。再発保証の年数を重視するなら、保証を明記している駆除ザウルス・ハウスプロテクトも比較対象に入れてください。

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害獣駆除ロイ(ROY) — 建築会社が母体の自社一貫施工

料金非公開(公式サイトに料金表の掲載なし)
対応害獣ネズミ・コウモリ・ハクビシン・イタチ・アライグマ
対応エリア日本全国(一部地域を除く)
受付時間24時間対応
再発保証公式サイトに保証年数の記載なし(定期点検・再駆除のアフターフォローあり)

害獣駆除ロイ(ROY)はリフォーム・屋根工事も手がける建築会社が運営する駆除サービスです。運営会社のROY株式会社は設立2009年1月・社員数320名・資本金9,000万円で、一級建築士事務所の登録と特定建設業の許可を持ちます(出典:ROY公式サイト 会社案内/2026年8月11日確認)。駆除から修繕まで自社で一貫対応するため中間マージンが発生せず、建物の構造面から侵入原因を塞ぐという説明が公式サイトに掲載されています。対応害獣は8社中で最も広い部類の5種。ただし料金表は公開されていないため、金額は問い合わせて確認する必要があります。

※当サイトがロイを掲載している根拠は、上記の事業者情報(登録・許可・施工体制)と対応範囲(全国・5種・24時間受付)です。口コミ評価の高さを根拠にしていません。Googleマップの評価は3.2(64件・2026年8月11日確認)で賛否が分かれています → 害獣駆除ロイ(ROY)の口コミ・評判(64件を全件検証)

検討前に必ず確認してください。2026年8月11日時点で、GoogleマップのROY株式会社の評価は3.2(64件)で、★1が27件あります。当サイトが64件すべてを読んだところ、複数の投稿者が独立して「他社より大幅に高額」「高齢者は注意」と書いており、200万円台の契約をクーリング・オフしたという投稿も2件確認できました。内容と出典は害獣駆除ロイ(ROY)の口コミ・評判で全文引用しています。

こんな人におすすめ:駆除と同時に屋根・外壁の補修も相談したい方/レスキューハウスの対応エリア外にお住まいの方。

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駆除ザウルス — 完全自社施工と最長10年の再発保証

料金非公開(現地調査・お見積り無料)
対応害獣ネズミ・コウモリ・ハクビシン・イタチ・アライグマ・テン・アナグマ・ムクドリ
対応エリア全国(北海道・沖縄県、一部地域を除く)
受付時間24時間365日受付・最短即日対応
再発保証最長10年(期間は施工内容により異なる)

駆除ザウルスは公式に掲載されている対応害獣が8種と、8社中で最も広い専門業者です。テン・アナグマ・ムクドリまで名前を挙げているのはこの1社だけで、他社のメニューに載っていない害獣で困っている場合の候補になります。広告から施工までを自社で完結させる完全自社施工を掲げており、ペストコントロール協会加盟・損害補償保険加入も公式に記載。電話・メールのほかLINEでの相談にも対応しています。料金表は公開されておらず、金額は現地調査後の見積もりで確定します。

Googleマップの評価は4.8(168件)で、当サイトが調査した8社のなかで最も高い水準です。ただし★5・★4を付けた投稿者自身が「相見積もりのなかで最も高額だった」と繰り返し書いています。出典つきの検証は駆除ザウルスの口コミ・評判をご覧ください。

こんな人におすすめ:テン・アナグマ・ムクドリなど、他社のメニューに載っていない害獣の被害を受けている方/再発保証の年数を最優先する方。

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害獣駆除ハウスプロテクト — リフォーム会社が母体、10年保証

料金非公開(現場調査・見積り・出張費すべて0円)
対応害獣ネズミ・コウモリ・ハクビシン・イタチ・アライグマ
対応エリア関東・関西・東海・中四国・九州
受付時間年中無休・24時間受付
掲載実績件数2,465件(公式サイトの駆除実績掲載数)
再発保証10年(築年数・施工内容により変動)

ハウスプロテクトはリフォーム会社が母体で、侵入経路の封鎖や被害箇所の修繕まで自社で対応する点が特徴です。公式サイトには10年保証(築年数・施工内容により変動)と現場調査・見積り・出張費すべて0円が明記されており、駆除実績は2,465件が掲載されています。運営元の株式会社GROWTHは、2021年9月に実施されたサイト比較イメージ調査で「サービス品質」「顧客満足度」「解決スピード」の3部門1位を獲得したと発表しています(出典:PR TIMES 2021年11月30日)。調査は2021年時点のものである点は押さえておいてください。

※当サイトは同社が公表しているGoogleクチコミ平均4.7(全社5,277件/2024年6月時点・同社調べ)を、他社との横並び比較の根拠に使っていません。当サイトがGoogleマップの2営業所2,631件を読んだところ、複数の投稿者が「口コミ投稿を依頼された」と書いており、うち1人は施工費25万円に対し5万円引きと引き換えに星を付けたと明記しています。値引きと引き換えの投稿が含まれる平均点は、他社の平均点と同じ物差しに乗りません。

保証年数についても事実を併記します。公式表記は「10年保証(築年数・施工内容により変動)」である一方、Googleマップには実際に案内された保証として3か月・7か月・保証対象外と書いた投稿が並んでいます。当サイトはどちらが正しいかを検証できていないため、断定はしません。保証年数は広告表記ではなく契約書で確認してください。出典つきの検証はハウスプロテクトの口コミ・評判をご覧ください。同じずれは掲載外の業者でも起きています。害獣BUZZの評判では1,060件を通読しても10年の保証を案内されたと書いた投稿が0件で、期間が書かれた6件は3か月から1年に収まっていました。

こんな人におすすめ:封鎖や修繕まで一社に任せたい方/出張費込みで無料の現地調査を受けたい方。

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害獣駆除110番 — 害獣別の税込価格を7種類公開

害獣公式掲載の最低価格(税込)
ネズミ・害鳥¥22,000〜
コウモリ¥28,600〜
モグラ¥30,000〜
ハクビシン¥33,000〜
イタチ¥39,600〜
アライグマ¥49,500〜

害獣駆除110番はシェアリングテクノロジー株式会社(東証上場・証券コード3989)が運営するマッチング型サービスです。全国47都道府県の加盟店ネットワークを持ち、24時間365日受付。害獣ごとの最低価格を7種類も公開している点が、他のマッチング型にはない強みで、「どの害獣がいくらから始まるのか」の順序関係(ネズミが最も安く、アライグマが最も高い)を把握するのに使えます。ただし実際の施工は加盟店が担当するため、掲載価格や条件どおりに対応できない場合がある旨も公式サイトに注記されています。

こんな人におすすめ:夜間・早朝に相談したい方/レスキューハウス・ハウスプロテクトの対応エリア外にお住まいの方。

 害獣駆除110番に無料相談する 

EMEAO!(業者紹介) — 審査通過業者を無料で最大8社まで紹介

EMEAO!は独自の審査を通過した業者を紹介するサービスです。公式サイトには「一括見積もりサービスではありません」と明記されており、複数社の見積書が自動的に並ぶ仕組みではありません。専任のコンシェルジュが条件を聞き取ったうえで業者を選定し、「審査済みの優良業者から条件・要望にマッチする業者を最大8社までご紹介します」と公式に記載されています。紹介手数料は完全無料で、紹介後は各社と個別にやり取りします。

こんな人におすすめ:複数社を同時に比較したい方/相場確認を最優先したい方。

 EMEAO!に条件に合う業者を紹介してもらう 

ダスキン ターミニックス — 対応はネズミ・ハトに限定

ダスキンの害虫獣駆除サービス「ターミニックス」は、全国の加盟店網と「満足の保証」制度が特徴です。ゴキブリ・シロアリ・ハチなど害虫の駆除と同じ窓口で相談できます。ただし公式サイトのサービス一覧に掲載されている害獣はネズミとハトのみで、ハクビシン・イタチ・アライグマなど中型害獣のメニューはありません。屋根裏の足音の主が中型害獣だった場合は、別の業者を検討することになります。

こんな人におすすめ:飲食店・食品工場など衛生管理が必要な事業者/害虫と害獣をまとめて1社に任せたい方。飲食店の場合、ねずみと昆虫の対策は食品衛生法の遵守事項であり、求められる作業と記録の中身は飲食店の害獣駆除業者で条文から整理しています。

 ダスキンに相談する 

くらしのマーケット — 出店者の掲載価格を見てから指名できる

くらしのマーケットは出店者を選んでオンライン予約できるマーケットプレイスです。害獣駆除カテゴリの掲載価格帯は、公式サイトによるとコウモリ ¥8,000〜¥30,000、カラス ¥10,000〜¥40,000、ハト ¥13,000〜¥41,000、ネズミ ¥30,000〜¥50,000、ハクビシン・アライグマ・イタチ ¥35,000〜¥60,000(2026年8月時点)。同カテゴリの累計口コミは5,583件・平均4.88と公開されています(2026年8月18日確認)(出典:くらしのマーケット 害獣駆除)。8社のなかで唯一、価格の上限まで見えるサービスです。ただし登録業者は個人事業主も含むため、駆除規模・保証内容は出店者ごとの確認が必須です。

こんな人におすすめ:口コミと料金を見比べて自分で指名したい方/小規模な被害を予算内で収めたい方。

 くらしのマーケットを見る 

業者タイプで「誰が施工し、誰が責任を負うか」が変わる

8社は3つのタイプに分かれます。この違いは料金以上に重要です。あなたが契約する相手と、実際に屋根裏に上がる人が同一かどうかが変わり、それが再発時の責任の所在に直結するからです。

害獣駆除業者3タイプの契約と施工の流れ自社施工型は契約先と施工者が同一。マッチング型は契約後に加盟店へ取り次がれる。マーケットプレイス型は出店者を指名して直接契約する。A. 自社施工型レスキューハウス/ROY/駆除ザウルス/ハウスプロテクトあなた契約先=施工する会社再発時の窓口は1つ。保証も同じ会社が出すB. マッチング型害獣駆除110番/EMEAO!あなた運営会社加盟店が施工窓口と施工者が別。掲載価格どおりにならない場合がある旨が公式に注記C. マーケットプレイス型くらしのマーケットあなた指名した出店者が施工料金・口コミを見て選べるが、保証は出店者ごと
各社の運営形態は2026年8月11日時点の公式サイトの記載にもとづく。害獣駆除110番は「掲載価格・条件で対応できない場合がある」旨を公式に注記している。

A型(自社施工)は再発時に責任の所在が明確で、保証年数を公式に明記しているのもこの型の2社(駆除ザウルス・ハウスプロテクト)です。B型(マッチング)は受付の速さと網羅性が強みで、深夜や離島など「まず誰かに来てもらう」ことが最優先の場面で効きます。C型(マーケットプレイス)は事前に価格上限が見える唯一の型で、予算を先に決めたい場合に向きます。

鳥獣保護管理法|無許可で駆除できる害獣・できない害獣

害獣駆除で最も誤解が多いのが法律の扱いです。「捕まえてよい動物」は日本の法律ではきわめて狭く限定されています。条文をたどると線引きは明快です。

鳥獣保護管理法にもとづく捕獲可否の判定フロードブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミは法の適用除外で許可不要。それ以外の鳥類・哺乳類は捕獲等が原則禁止で、第9条の許可か狩猟のいずれかが必要。追い出しと侵入経路の封鎖は捕獲等に当たらないため許可不要。屋根裏にいるのは何か?ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミ→ 施行規則 第78条第1項で法の適用除外→ 殺鼠剤・粘着シート・捕獲器の使用に許可は不要(合法)上記3種以外の哺乳類・鳥類ハクビシン・イタチ・アライグマ・コウモリ・タヌキ・アナグマ・モグラ・ハト など→ 第8条で「捕獲等」は原則禁止① 第9条第1項の許可(原則 都道府県知事。  多くの自治体では市町村長に権限移譲)② 狩猟免許+狩猟者登録+狩猟期間内+  狩猟鳥獣であること(別表第二)どちらも無ければ 1年以下の拘禁刑/100万円以下の罰金追い出し+侵入経路の封鎖は「捕獲等」ではない= 許可不要。だから業者の標準工法はこれになる
出典:鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(平成14年法律第88号)第2条第1項・第8条・第9条第1項・第80条第1項・第83条第1項第1号/同法施行規則第3条・別表第二・第78条第1項/環境省「捕獲許可制度の概要」(いずれもe-Gov法令検索・環境省、2026年8月11日確認)

押さえておきたいポイントは4つです。

  • 許可不要はネズミ3種だけ:施行規則第78条第1項が挙げているのは Rattus norvegicus(ドブネズミ)・Rattus rattus(クマネズミ)・Mus musculus(ハツカネズミ)の3種のみ。モグラもハトもこのリストには入っていません。
  • 罰則の表記は「懲役」ではなく「拘禁刑」:刑法改正により懲役・禁錮は拘禁刑に一本化されました。現行の第83条第1項は「1年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金」です。いまだに「懲役」と書いている比較記事は条文を確認していません。
  • イタチはオスだけが狩猟鳥獣:施行規則の別表第二は「Mustela itatsi(イタチ)(オスに限る。)」と明記しています。メスのイタチは狩猟でも捕獲できません。
  • コウモリは狩猟鳥獣に一切含まれない:ハクビシン・アライグマ・アナグマ・テンは別表第二に載っていますが、コウモリ類は載っていません。したがってコウモリは追い出しと封鎖しか手段がありません。

アライグマだけは外来生物法の規制も重なります。アライグマは特定外来生物に指定されており(出典:環境省「特定外来生物等一覧」)、生きたままの運搬・保管が規制されます。なおハクビシンは特定外来生物には指定されていません——他媒体でしばしば混同されている点です。

害獣駆除業者の選び方【5つのポイント】

掲載順だけを見て業者を決めるのは危険です。あなたの被害状況に合った業者を選ぶには、以下の5点を確認してください。

  1. 公式サイトの「対応害獣」に載っているか:レスキューハウスは4種、ダスキンは2種と、対応範囲は会社ごとに大きく違います。営業トークではなく公式ページの一覧で確認を
  2. 再発保証の年数と適用条件が公式に明記されているか:公式に明記しているのは駆除ザウルス(最長10年)とハウスプロテクト(10年)の2社。いずれも「施工内容・築年数で変動」と条件付きです
  3. 現地調査・見積もり・出張費が無料か:ハウスプロテクトは3つとも0円と明記。害獣駆除110番は「条件により有料の場合あり」と注記があります
  4. 追い出し+封鎖で対応するか、捕獲の許可を取るか説明できるか:上図のとおり法的な根拠が異なります。ここを説明できない業者は避けてください
  5. 糞尿・死骸の処理をどうするか書面にあるか:清掃・消毒・廃棄物処理は追加費用の発生源です。見積もりに含まれているか別途かを必ず確認

害獣別|公式に対応をうたっている業者

下表は各社の公式サイトの「対応害獣」欄に、その害獣の名前が実際に載っているかだけで数えたものです。施工品質の順位ではありません。候補が減るのは、対応数が少ない害獣のとき——まずここで絞り込み、そのうえで料金・保証・エリアで比較してください。

害獣8社中の対応数(対象外の業者)法令上の扱い
ネズミ8社すべて3種は法の適用除外・許可不要
コウモリ7社(ダスキンは対象外)狩猟鳥獣に含まれない。追い出し+封鎖のみ
ハクビシン7社(ダスキンは対象外)狩猟鳥獣。無許可捕獲は不可。特定外来生物ではない
イタチ7社(ダスキンは対象外)狩猟鳥獣だがオスに限る。メスは対象外
アライグマ6社(レスキューハウス・ダスキンは対象外)狩猟鳥獣かつ特定外来生物。運搬・保管も規制
ハト・害鳥4社(害獣駆除110番・EMEAO!・ダスキン・くらしのマーケット。駆除ザウルスはムクドリのみ)捕獲は許可制。ネット・忌避剤による防除が中心
テン・アナグマ・ムクドリ1社(駆除ザウルスのみ)テン・アナグマは狩猟鳥獣。無許可捕獲は不可
モグラ1社(害獣駆除110番のみ)適用除外にも狩猟鳥獣にも該当せず、捕獲には許可が必要

レスキューハウスにアライグマ・ハトのメニューはありません。掲載順1番目の会社でも、被害の害獣によっては候補から外れます。より詳細な害獣別の選び方はネズミ駆除おすすめ・コウモリ駆除おすすめ・ハクビシン駆除おすすめ・イタチ駆除おすすめの各記事をご覧ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 害獣駆除業者はどうやって選べばいいですか?

A. 駆除したい害獣が各社の公式サイトの「対応害獣」に載っているか、再発保証の年数が公式に明記されているか、現地調査・見積もりが無料か、の3点をまず確認してください。ネズミ3種以外の害獣は鳥獣保護管理法により無許可の捕獲・殺傷が禁じられているため、「追い出し+侵入経路封鎖」で対応する業者を選ぶことになります。

Q. 業者の掲げる実績件数や満足度は信用できますか?

A. 掲載の前に必ず各社の公式サイトで裏を取ってください。2026年8月11日に当サイトが8社の公式ページを実際に取得して照合したところ、業界で流通している「累計50万件」「全国24時間対応」「最長10年保証」といった記述が、当該企業の公式サイトには見当たらないケースがありました。当サイトは公式で確認できた記述だけを掲載し、確認できなかった項目は「公式に記載なし」と明示しています。

Q. 再発保証は必ずついているのですか?

A. 業者によって異なります。駆除ザウルス(最長10年)・ハウスプロテクト(10年)は公式サイトに再発保証を明記していますが、レスキューハウス・ROYの公式サイトには保証年数の記載がありません。またマッチング型サービス(害獣駆除110番・くらしのマーケット)は加盟店・出店業者によって保証内容が異なります。契約前に保証期間と適用条件を必ず書面で確認してください。

Q. ハクビシンやイタチを自分で捕まえてはいけないのですか?

A. はい。鳥獣保護管理法第8条により、鳥類・哺乳類に属する野生動物の捕獲等(捕獲又は殺傷)は原則禁止です。無許可で行うと同法第83条第1項第1号により1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金の対象になります。適法に捕獲するには同法第9条第1項の許可(原則として都道府県知事、多くの自治体では市町村長に権限が移譲)を受けるか、狩猟免許・狩猟者登録を得て狩猟期間内に行う必要があります。一方、追い出しと侵入経路の封鎖は「捕獲等」に当たらないため許可は不要で、これが業者の標準的な施工方法になっています。詳しくは害獣駆除 自分でできる?をご覧ください。

Q. 許可なしで駆除できる害獣はいますか?

A. ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種だけです。鳥獣保護管理法第80条第1項と同法施行規則第78条第1項により、この3種は「環境衛生の維持に重大な支障を及ぼすおそれのある鳥獣」として法の適用対象から外れています。殺鼠剤・粘着シート・捕獲器の使用に許可は要りません。それ以外の哺乳類・鳥類はすべて同法の対象です。

Q. 掲載順の1番目に依頼すれば間違いありませんか?

A. この並び順は当サイトが実施した利用者アンケートにもとづくものではなく、公式サイトで確認できた情報の多さで並べた目安です。最適な業者は被害の害獣・被害状況・エリアで変わります。金額の目安を先に知りたいならレスキューハウスや害獣駆除110番、再発保証を重視するなら駆除ザウルスやハウスプロテクト、費用を抑えたいならくらしのマーケットなど、状況別に比較してください。

まとめ — 目的別の絞り込み方

公式サイトで確認できた情報だけで8社を整理しました。目的別の絞り込みは次のとおりです。

  • 金額の目安を先に知りたい → レスキューハウス(¥14,300〜/㎡)/害獣駆除110番(害獣別7種の税込価格)/くらしのマーケット(上限まで見える)
  • 再発保証を書面で確保したい → 駆除ザウルス(最長10年)/ハウスプロテクト(10年):公式に年数を明記している2社
  • 珍しい害獣で困っている → 駆除ザウルス:テン・アナグマ・ムクドリまで公式に掲載
  • 対応エリア外・深夜に相談したい → 害獣駆除110番/ROY:全国対応・24時間受付。ROYを候補にする場合は先に口コミ検証(3.2/64件・★1が27件)を確認してください
  • 相見積もりで相場を確認したい → EMEAO!:審査通過業者をコンシェルジュが無料紹介

どの業者を選ぶにせよ、必ず2社以上から相見積もりを取り、金額だけでなく「保証年数」「追加費用が発生する条件」を書面で確認してください。公式に価格を公開している3社の数字は、その場での比較基準として使えます。

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